ヨガの起源シリーズ15


【そもそも八正道ってなに?】





前回は「教え」や「師」を見極める目を持つことの大切さをお伝えしました。




その目をどのように養うのかについて、仏教の八正道にある「正見」というものがヒントになるということでした。




ゆえに、「正見」について私なりに説明していきたいと思います。




ただ…その前に「八正道ってなに?」と思われる方も多いと思います。




そこで、八正道について説明したいと思います。




「八正道」とは…




「仏教において涅槃に至るための8つの実践徳目」




とされています。




「涅槃(ねはん)」とは…



・煩悩を滅尽して悟りの智慧(菩提)を完成した境地のこと。


・生死を超えた悟りの世界であり、仏教の究極的な実践目的。



とされています…(笑)




また、小難しい言葉ばかりですね(笑)




涅槃を簡単にいうと…




目に見える物、物質世界ばかりに囚われないことです。




生きていると、現実問題としては身体のケガや病気、お金という経済的な問題があらわれます。




こうしたことは、目先の問題としては重要です。




しかし、時間軸を長い目で見ると、もっと大切なことがあるということに気が付きます。




この気づきが、悟りの智慧(知恵)の一つです。




また、ZERO YOGA的に表現すれば…




物質に囚われると、脳を中心とした身体の動きや、思考になることが煩悩の原因としています。




筋肉と脳は、神経でつながっています。




筋肉が緊張(収縮)すると脳に電気信号がおくられ、脳が働きます。




これが雑念であり、煩悩の要因です。




筋肉に頼った動きが絶対という思い込みから自由になること。




これがZERO YOGAで学んでいただいていることです。




また、仏教的にいえば…




生老病死という「不安」「恐怖」から自由になることです。




お金や物に使われず、使いこなす思考を手に入れることです。




これが「涅槃」を現代的に解釈したものだと考えます。




そして、この「涅槃」にたどり着くために八正道という8つの課題があるわけです。




その8つの課題が順に…



[正見]

[正思(惟)]

[正語]

[正業]

[正命]

[正精進]

[正念]

[正定]



という段階です。



なぜ「ヨガの起源シリーズ」でこうした仏教の話をするのかといえば…



お釈迦様はヨガの修行を行っていたからです。



ゆえに、この八正道の基にはヨガの実践課題があります。




ヨガの実践課題は…




[ヤマ]

[ニヤマ]

[アーサナ]

[プラーナーヤーマ]

[プラティヤーハーラ]

[ダーラナー]

[ディヤーナ]

[サマディ]




です。




ある意味では、八正道とはお釈迦様なりのヨガの実践課題の解釈です。




ヨガを知るうえでも、そうではなく人生のヒントを得る上でも非常に役立つ知恵が八正道には詰まっていると思います。




よって、いよいよ次回から八正道の徳目を一つずつ、かみ砕いて説明したいと思います。





白川紘






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ヨガの起源シリーズをまとめてご覧になれます。

https://kohshirakawa.wixsite.com/zeroyoga

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