ヨガの起源シリーズ5

【5つ心の状態】



シリーズ4では後半は脱線して、古代インドの社会背景をみていきました。




社会背景を知ることで、初めて、制度や律令などの本質が観えてきます。



ゆえに、こういった社会背景や思想背景なども紹介していきます。



脱線はここまでにして、本題に戻りましょう。



ここまでのヨガの歴史を踏まえてヨガとは、どういったものなのかを見ていきたいと思います。



またカタカナの応酬になりますが…(笑)



◇ウパニシャッド (ヨガの哲学書)

◇スートラ (ヨガのお経)

◇ダルマ (ヨガの教え)



の内容をみると、ヨガというものが垣間見えます。



それを、ひと言でいえば「深い瞑想」です。



そして、深い瞑想とは「心を養う」ことでもあります。



ヨガは「心」から離れることができないものなのです。



つまり「心」を切り離したヨガなど無いということです。



ヨガであるほど、深い深い心が伴います。



そして、ヨガと心は切り離せないからこそ、心の状態を知る必要があります。



その心の状態が5つあり、必ずこの5つを感じる必要があるとヨガではされています。



■第一「散乱心」

散乱心とは、仕事などに追われたりして、心が散らばっている陽気な状態。

早とちりなど、気持ちが上ずっているのも散乱心です。



■第二「昏沈心」

散乱心の反対にある心の状態で陰気な心の状態。

何事もマイナスの思考で、懐疑的、否定的なものが昏沈心です。



■第三「不定心」

散乱心、昏沈心でもないが、心が据わっていない状態。

一見、落ち着いているようにみえても、何かあると動揺し、取り乱してしまうのが不定心です。



■第四「一心」

散乱心、昏沈心、不定心も解脱して、何か一つに懸命になっている状態。

一心不乱に、物事に取り組み、集中しているのが一心です。

悪くはないのですが、まだ心に偏り、固さ、緊張があります。



■第五「定心」

純粋な心身の統一を保っている状態。

ヨガでは少なくともこの状態になることが求められています。

ZERO YOGAでは自然体を創ることで自然と定心に近づけます。



散乱心、昏沈心、不定心など、不安定な心の原因はスートラを学ばないことにあるとされています。



スートラとは、お経です。



このスートラを学ばないから、スートラに示された、ダルマが理解できないというわけです。



ダルマとは、大宇宙の真理のことです。



つまり「真理」がわからないから、心が不安定になってしまうというわけです。



真理がわからないから、盲目で人生を生きることになる。



だから…



視野が狭くなる


思考が浅くなる


欲にとらわれる


小さな物事にこだわる


大自然がわからない


神というものを誤ってしまう



これではヨガにならないわけです。



ZERO YOGAでは、この真理を理解してもらえるよう「座学 ✖ 身体を使ったワーク」として行います。



座学を身体ワークに活かし、身体ワークを座学に活かしてもらうことで応用力も身に付き、日常という実践でヨガが活かせると考えます。



これが真の文武両道です。



文と武をバランスさせるのが、文武両道ではありません。



文と武を中庸させることが、真の文武両道です。



深く広い思考と、視野をぜひ身につけて下さい。



白川 紘



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